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志向雑感

一般的な志向

哲学志向

本家と同じく内政向きの志向。
支配の塔やルオノーターの祭壇勝利のような大量の技師や聖職者が必要な勝利が増えているため、それらの輩出を大幅に促進できるのはたいへん強力である。
また、制覇征服勝利を見据えるのなら、九人衆ギルドを建設しての傭兵大量雇用やユニットのアップグレードをするのに大商人を多く且つ早く出せるのも素晴らしい。
偉人ジャンプによる技術先行が有効ではないので、偉人活用が結果的に中盤~終盤になるため序盤は余り効力を発揮しないが、図書館と長老会議の生産加速によって初期もそこそこ貢献してくれる。本家同様優秀な志向である。

攻撃志向

本家と同じ特性だが、対象のユニットが多く、昇進の効果も高まっているので本家より強力。
徒弟制と組み合わせれば対白兵+40%の昇進を付けられるため戦士ラッシュの成功率が大幅に高まる。また、蛮族の侵攻が激しいFfHにおいて、より安全に対策が出来る。
攻城兵器工廠の生産加速によって、カタパルトが早く出せるのも地味な利点。中盤以降のラッシュのために鉄器と建築学は優先して取得したい。
本家同様この志向を持つAIは好戦的なことが多いので注意したいところ。

宗教志向

本家と名前は同じでも最も強化された志向かもしれない。全ての信奉ユニットに無償で機動力に加えて潜在力がつくという強力さ。
昇進が強力なFfHにおいて、土下座外交のお供だけでなく戦争にも強い志向となった。
各種宗教に改宗しまくって神殿の建設や司祭を集める、ルオノーターの祭壇で坊主祭り等、自動的に強化される信奉者を活かした戦略・技術開発がカギ。

拡張志向

本家の拡張志向に加えて福祉制度無料がついた。福祉制度自体が微妙な性能な上、志向の利点とかぶっているがなんとも。
一応本家より更に衛生問題には悩まされにくくなっていると考えるべきか。テッサで新緑を取ると完全にいらない子になるのが泣ける。
都市の成長能力は変わらず高いので得点稼ぎはし易い。穀物庫の性能は本家の半分なので微妙だが・・・。

勤労志向

遺産を自力で作る派と奪う派で大きく評価が分かれる志向というのは本家と変わらず。性能もそのままだったり・・・
とは言え、九人衆ギルドのような超強力遺産の追加や、愉悦の塔やアハリエンの宝冠のように本家国家遺産が世界遺産になっている例もあるので、確実に建造したい局面が増えているので本家以上に強力になってはいる。
余談だが、カシエルにこれがついているのは嫌がらせかと思う。

創造志向

本家と同じく高難易度程威力を発揮。他の志向で強化されているものが多い中では相対的に地味だが、強化の必要のない強力さと言えるか。
本家と違って低難易度でも、モニュメントを供給する遺産はないためそれなりに有難い。

金融志向

本家と変わらず超強力な志向。
序盤の暦資源やワインのコイン増幅を更に強力にするので序盤から大きなアドバンテージを得られるのは大きい。よって首都は森林の少なく、資源豊富な立地を選びたい。小屋が建てられるようになってからに関してはは言うまでもない。
安い市場はともかく、ハンマーの重く建てづらい徴税所の生産加速は大変ありがたい。主要金銭都市に優先して立てて行きたい。

組織志向

本家と同じく劣化金融と言える維持費削減能力はやはり強力だ。しかも指揮所が偉大な指揮官無しで作れるのは組織志向だけ、というのが戦争好きにも大きなアドバンテージ。
内政、戦争共に安定した志向と言える。
裁判所の半額は都市国家のおかげで目立たないが、裏を返せば都市国家以外の社会制度を選択しやすい。また、灯台のコストが本家より増大しているためその生産加速は大いに役立ち、本家以上に海面の多いマップに強くなっている。

カリスマ志向

昇進が強力なFfh2では強力な志向。本家のモニュメントから+1は無いが、些細なことである。
英雄や秘術、信奉ユニットのような自動成長ユニットと極めて相性が良い。
非常に多くの昇進をつけた英雄で無双したり、幾分成長は遅いものの魔法国家並の魔術師軍団を編成することも可能。特に冒険者持ちのカシエル、宗教志向とメイジに昇格可能な灯火の信徒持ちのヴァーン・ゴッサムのような適応志向持ちだととんでもないことに…。
偉大な指揮官や法Ⅲの武勇と組み合わせると更に効率が良くなるので是非活用したい。

秘術志向

FfH独自の要素である魔法は極めて強力であり、その昇進を大きく加速する志向なので当然のように強力である。
この志向のある指導者は戦争向きと言え、FhHにおいて大いに有利と言えるだろう。AIは上手く呪文を活用できないので余計に。火Ⅱの火球のデススタックは見物である。
逆に言えばこの志向を持たない指導者は魔術師を殆ど育てられないと言っていい。魔法はアデプトの補助程度に抑え、カタパルトや白兵方面を強化していった方が無難である。

防御志向

FhHではアンチユニットの居ない騎馬ユニットが強く、騎馬に優位性が減る上に攻撃能力が弱い弓を使うプレイヤーは少ないだろう。
このため、弓術訓練所の割引は強弓があるリョースアールヴ以外ではほぼ無用の長物。退却率+10%を側面攻撃がつけれる騎馬や元々退却率が高い攻城兵器で生かすべきか。

侵掠志向

初期昇進の特別奇襲に加えて、略奪で得られる金が倍という戦闘国家御用達志向。
戦争が避けて通れないことの多いFfHにおいて文句なく最強クラスの志向の1つであり、これを持つ指導者は最強指導者の一角であると言える。
町タイル一つから数百単位の金を強奪出来るので、町や鉱山から金を奪い、その金で傭兵の雇用やアップグレード、緊急生産に利用して軍を強化するのがよい。本隊とは別に騎乗ユニットによる掠奪部隊を組織すると効率がいい。
また敵に回した時の気の抜けなさも特筆するべき点。隣にいた場合は初期ラッシュで滅ぼすことも考慮に入れるべし。

召喚志向

真価を発揮できるのは遅めだが、毎ターン召喚し続けるだけで、国家ユニットクラスの召喚生物が2~3倍になると考えると非常に驚異である。
アークメイジの召喚系やヴェールの破戒僧、英雄であるギボン・ゴエティアやヘマーハによる双つ術と特に相性がいい。呪文系の大器晩成型の志向と言えよう。
秘術志向持ちのテブリン・アルバンディ以外はアデプトの成長が極めて遅いので、積極的に弱った敵を倒して経験値を取得していく必要がある。偉大な指揮官や法Ⅲの武勇を容易に取得できる英雄ハリッド・アストラケインと組み合わせると効率がいい。

特殊な志向

大規模志向

クリオテイテの文明雑感を参照

工夫志向

034ではカザードの2人組、マヘイラ、バシウムのみが持つ志向。 最弱志向の一つ。初期所持金がたった50ゴールドなのは貧弱すぎる。
カザードは必死に金を貯める使命があるのでアップグレードを活用しにくい(もっとも十分に貯めることが出来たら話は別だが)。 バシウム、マヘイラは単純にアップグレード費用が安くなるのは嬉しい。もっともマヘイラはこれのために志向が実質一つだけという悲しい宿命を背負っているが。
内政にも殆ど寄与しないので、ひたすら町や鉱山から金を強奪していくしかない。

適応志向

100ターン毎に志向を自由に変更出来ることから、プレーヤーの発想により戦略の幅を大きく拡げるという最も遊べる志向。
内政なら哲学や金融、戦争なら侵掠やカリスマと、各志向のいいとこどりを出来る。
反面、変更できるターンが決まっているため、安易に変更すると取り返しの付かないことになる。
他文明に対する態度や自文明の勝利方法を早期から明確に描いておいた方がいいかもしれない。

蛮族志向

序盤の蛮族は経験値がネギをしょって来ているように見えるというプレイヤーには発想の転換を求める志向。
とはいえ、一番怖い熊や蜘蛛からは変わらず攻撃され、一番おいしいゴブリンには手を出せない上、恒久的な-10%はやはり痛い。
初期ラッシュで早々に近隣文明を破壊して空き地を大量に作り、他の文明が蛮族に悩まされている間に都市数で研究をカバーする方法でなんとか自文明を浮上されるのが良いか。
都市は占領ではなく破壊することを第一の選択肢として考えてプレイすると良いだろう。
そのプレイスタイルからエルフと同じ位の増加に注意か対策が必要となる。 が、四天王や復讐の化身からも攻撃されないため、彼らの力を借りるという戦術も有効だろう。

無神論志向

カシエルとオーリック・ウルヴィンのみが持つ志向。
宗教が強力で且つ幸福に余裕の無いFfh2においては殆どハンデでしかなく、精々AIの宗教勝利の阻止に多少貢献する程度。
カシエルはともかくオーリックにはかなりきつい制約となる。プレイヤーの腕が問われるだろう。

狂気志向

パーペンタク専用の志向。
例え普段はいらない子扱いされている防衛や工夫志向でも他の2つについているならそれなりに嬉しいもの。ランダムとはいえ3つの志向がつくのはやはり強力だ。
ただ、いつ変わるかわからないため志向によっては幸福や衛生には余裕を持っていないと痛い目にあうことも
全くランダムなので、はまるとすごいのだがプレイの度に運不運が大きい志向と言える。キーリンの魔法無双に飽きた時にどうぞ。
ちなみに初期の創造、カリスマ、秘術のままだとすごいことになるが、そんなことは絶対にない。

休耕志向

ハイボレム様専用の志向。文明特性も相まって都市の成長が幸福・食料の影響を全く受けないというのは労働者の配置や都市の立地に全く異なる発想が必要となる意味でおもしろい。
全て鉱山+工房の工業都市、平原だけなのに全て小屋で適度なハンマーもある都市、タイル数は通常で小屋しかないのに人口30以上の都市等の通常では考えられない都市が作れる。
地獄の軍勢にチェンジする前に悪の宗教3種を多く他国の都市に布教しておくと効率が良い。

寛容志向

033まではバンノール並みに影の薄かった平和を愛する国家エロヒムを見る影も無く生まれ変わらせてしまった志向。
034gでは1回目の遷都で建設した宮殿が2回目の遷都で消えないため、2回遷都することで2つの宮殿を持てるという反則ぶり。
エロヒム宮殿の厭戦感情+20%は厳しいので、早々に他国を1都市でも落として移転場所を確保しておくのが常道…ってなんだこの戦闘国家。
本来の使い方である他国のUU、UBを使えたり、宮殿毎に異なるマナを利用して支配の塔建設というのも戦略の幅を拡げて十分おもしろいが。

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